音楽への"homage"を主題として、思いつくまま気侭に書き連ねています。ブログ名はアルノルト・シェーンベルクの歌曲から
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ウィキメディア財団からメールが届き、そこに書かれていた要請に迷うことなく対応した。
これで3回目。—– 何も数が重要でもない、ということは書くまでもないこと、ではあるが書いてみた。

届いたメールを貼っておく。

********様

1年ほど前にあなたが¥ ********* 寄付してくださったおかげで、ウィキペディアがオンライン上に維持され、何億人もの人が利用しています。継続的なサポートに感激すると共に、深く感謝しています。あなたはウィキペディアに寄付をしてくださる2%の読者のお一人です。今年もあなたのご支援が必要です。

前回と同じ¥******** のご寄付で私たちとの連帯を深めていただけますか?

申し上げにくいのですが、正直に言います。読者の98%は寄付をしてくださらず、見て見ぬふりをします。これ以上寄付してくださる方がいないため、私たちは過去に寄付してくださった皆様に頼るしかありません。過去に寛大にもそうしてくださったように、どうか再度ウィキペディアをご支援いただけないでしょうか?

もし今日、過去に寄付をしてくださった方全員が再度少額の寄付をしてくだされば、私たちは募金活動を終えることができます。残念ながら、多くの方はこのメッセージを無視するでしょう。ですから、あなたにお願いするしかないのです。ウィキペディアが来年も広告に頼らず独立し、発展し続けられるよう、ご寄付の継続をお願いいたします。

私たちは非営利団体です。日々何百万人もの人が読むウィキペディアの記事を、すべて無償で提供しています。私たちが、あなたの探し求める知識から利益を得ることはありません。むしろ私たちは、知識は需要と供給とは関係なく存在するべきだと強く信じています。でも今日、このようなモデルはとても稀です。生き残るため、世界のオンライン上の知識の多くは収益によって動かされているからです。

ウィキペディアは、最高額の入札者、広告主、または企業のどれにも属しません。 私たちはあなたのような読者、そして編集者や寄付者と共にあります。あなたは私たちのコミュニティであり、家族です。 あなたこそ、私たちが存在する理由です。ウィキペディアの運命はあなたの手にかかっており、それ以外の道は考えられません。

非営利団体としての私たちのミッションを守るのは、あたなのような方々です。あなたのおかげで、私たちは誠実さ、クオリティー、そしてアクセスのしやすさを維持できます。今日、あなたにはこの素晴らしいウェブサイトをもう1年、無料で独立した状態に保つ力があります。

今こそ、皆様にお願いです。少額のご寄付で私たちとの連帯を深めていただけますか。それによって、ウィキペディアは広告に頼ることなく維持され、来年も成長することができます。

https://donate.wikimedia.org

どうぞよろしくお願いいたします。
キャサリン・マー
ウィキメディア財団 エグゼクティブディレクター

その「方法」はかんたん。こちらにアクセスすればよい。

インターネットの商用利用が始まって約26年が経った。当初、Eメールでは日本語も使えず、Webは文字の表示がメインで画像はほぼ添え物程度。動画なんてとてもとても….で、このころ使っていたブラウザは、マーク・アンドリーセンが開発したモザイク(Mosaic)。一緒に仕事をしていたアメリカ人は「モゼェーク」と発音していた。ソフトウェアの使用料はもちろんフリー。

現在とくらべるならばこのころのインターネット環境はきわめて幼稚。だが、そこに関わるヒトたちのふるまいの根底には性善説があった、といっても間違いないだろう。

橋の下をたくさんの水が流れた今、大きく変わった。このことの是非についてはここでは触れない。

ただウィキメディア財団のような、インターネットの黎明期に横溢していた志を維持・継続している団体があることは知っておくべきだと思うのだ。

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